岐阜県警高山署に連絡を取りました。
墜落前後の写真を提供して欲しいということで
事故前~事故後の25分間に写した写真をすべて送りました。
撮影した機材は後日証拠品として
警察に提出する必要があるかもしれないとのことでした。
若鮎2が写った6枚の写真を並べてみると
意図した操縦なのか、強い風に流されたかは分かりませんが
秒速1~3mで西から東側へ後退しているように見えます。
撮影はほぼ10秒間隔だったのですが
ガスの動きはかなり変則的で
当時の現場はかなり複雑な風が吹いていただろうと想像できます。
かなり難しい飛行だったと思います。
僕のような素人があれこれ分析しても意味がないと思うので
あとは警察にお任せしたいと思います。
想像はしていましたがこの事故に関していろんな意見がでています。
事故の責任者探しも始まっているようです。
それは確かに仕方がない事だとは思います。
だけど、あの日の彼らを見ていた僕は本当に胸が震えました。
ガスが湧いてきても彼らは引きませんでした。
もちろんそれは無謀と呼ばれても仕方がないと思います。
正直に言えば彼らの飛行を見ていた僕自身も無謀だと感じました。
だけど、刻一刻とガスが濃くなっていく中で
彼らには「この飛行で必ず救う」という意気込みが感じられました。
遠く離れた場所にいてもそれを感じることができました。
彼らが救おうとした命はその時すでに尽きていたけど
それでも「命が尽きた人間」を彼らは救おうとしました。
結果だけで語られる今の時代では彼らの行動は叩かれるかもしれません。
でも、誰かのために命を懸けた彼らの生き様に僕は心を打たれます。
僕は誰かのために飛んでいる彼らを見て
素直に「格好いいな」と思いました。
陳腐な表現だけど本当に彼らがヒーローに見えました。
あの最後の音は今も耳から離れません。
でも、忘れる必要もないんだと思っています。
撮影者について
alone in the mountain へ
掲示板
・このブログについて
山行記を書かなかった山行の写真を載せたり、日々の生活や旅の途中での一枚を載せていく予定です。
マメに更新するようなコンテンツがなかったためこういう場を作ってみました。
っていうか新しいカメラを買ったのでイチビってるだけです(;´д`)
あと、基本的に打たれ弱いのでコメント欄とかはないです。
こましなカメラを買ったばかりの素人が、それなりの写真を撮れるようになるまでの努力を晒し続けるためのブログです。