人間って強いのか弱いのかわからないです。
どんなに辛いことがあっても
時間がたてば日常を取り戻していくんですよね。
ちょっと前まで声を出して泣いていても
太陽が何度か沈んで何度か登ると
無防備に笑うようになるんですよね。
そんな自分に僕は自己嫌悪を覚えるけど
そういう残酷でロクデナシな回路があるから
人は悲しみから立ち直ることができるんだと思います。
山行記のバカっぽさからは意外と思われることが多いけど
僕は人付き合いが本当に苦手で
友達って本当に少なくて
結婚式をしたって葬式をしたって
きっと来てくれる人なんてほとんどいないくらい友達が少ないのに
気が付けばそんな少ない友達のうちの何人もが死んでしまいました。
みんな20代や30代だったのに・・・。
「人間はいつか死ぬ」って頭では分かっているし
いつかは僕自身みんなとさよならする日が来るって事を頭では分かっているけど
この国で生きていると
なんだか死ってモノがすごくボヤケてて現実味がないんですよね。
そして、その現実味のない死を時々リアルに目の当たりにして
ご飯も喉を通らなくなって
泣いて喚いて嗚咽をもらして
だけど、そのうち泣き止んで
微笑んで、笑って、大笑いして。
その繰り返しにまた自己嫌悪して
そして、その自己嫌悪すら忘れて生きていくんですよね。
そして僕はこれまでにいくつかの死を目の当たりにしたのに
不謹慎にも淡くほのかに死への憧れを持ち続けていて
最期は山の中で動物や蛆虫やバクテリアに食われて
自然に還りたいと思い続けています。
そうは言いながらも
僕はとても弱い人間だから死の覚悟なんて出来てなく
山の中にひとりぼっちでそこに死が迫ってきたら
きっと泣き喚きながら
その存在を否定している神にすら命乞いをするんだと思います。
だけど、その時が来るまでは強く生きて行きたいと思っています。
僕に出来ることなんてほとんどないけど
少しでも誰かの力になれるように生きて行きたいと思っています。
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・このブログについて
山行記を書かなかった山行の写真を載せたり、日々の生活や旅の途中での一枚を載せていく予定です。
マメに更新するようなコンテンツがなかったためこういう場を作ってみました。
っていうか新しいカメラを買ったのでイチビってるだけです(;´д`)
あと、基本的に打たれ弱いのでコメント欄とかはないです。
こましなカメラを買ったばかりの素人が、それなりの写真を撮れるようになるまでの努力を晒し続けるためのブログです。