配色講座
はじめに
基礎
・ 三属性
・色相
・明度
・彩度(トーン)
・ 五役色
・主役色
・脇役色
・背景色
・融合色
・アクセント色
応用
・なじませ
・ひきたて
・イメージと配色
・画家と配色
・文字と配色
イメージマップ
・年齢
・性別
・温度
・高級
・スピード感
・幻想 |
基礎
まずは、配色の基礎である三属性と五役色から学んでいきましょう
三属性
・色相
まずは右の色相環図を見てください。 中学校の美術の教科書や、小学生の頃に色鉛筆のパッケージの裏などで見かけたことがあるかもしれませんね。
これは三原色の赤、黄、青とその中間の橙、緑、紫 を並べた6色相です。
色にはさまざまな効果があります。冷たさをイメージさせる寒色、暖かさや活発さをイメージさせる暖色。さらにそれらを組み合わせてより豊かな効果を生み出すことができます。
・反対色
色相環図の反対側にある色。
黄色に対して紫、赤に対して緑などです。
・類似色
色相関図で隣にある色。
赤の類似色は紫と橙。緑の類似色は黄色と青などです。
・同系色
同じ色に黒や白を混ぜ合わせた色です。
それではサンプルを見てみましょう。
反対色の例
類似色の例
モニタ上では少しわかりにくいかもしれませんが、反対色を使用したほうが引き締まって見えます。
サンプルの絵を人物だと思って見ると、反対色を使用したほうが活発な人物に見え、類似色を使用したほうは、反対色に比べて穏やかな印象を受けると思います。
このように、まったく同じ図柄を使っても、配色を変えるだけで異なるイメージを表現できることが分かっていただけるでしょう。
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