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10/19 ネパール上陸!



ちょっと、私生活でいろいろありまして
ヒマラヤ日記の更新が一ヶ月ほど止まっていました(;´д`)

ヒマラヤ日記といいながら
いまだにネパールにも上陸していない現状を打破するべく
本日より再開いたします。

再開すると言っても
元々筆不精なので次回更新がいつになるかのお約束はできません。
ヘ(°◇、°)ノ~ ウケケ



それでは!







そんなこんなで、窓のないトランジットホテルで
朝だか夜だかわからない朝を向かえました。



とりあえずチェックアウトし空港内で朝食をとることにしたのですが
僕は語学に問題があるので
朝ごはんを買う勇気を振り絞るのに1時間ほど必要でした(;´д`)


何度も何度もレストランやカフェの前を行ったり来たりして
完全に不審人物的挙動でしたが
優しそうなおばちゃんがレジに立っているカフェを見つけ
勇気を出してコーヒーとクロワッサンを注文し
無事に朝食にありつくことができました。


ここで、おばさんに何か言われたのですが、笑顔だけで乗り切りました。



早くも、初海外が一人旅ということに後悔ですが
いまさら戻ることもできないので半泣きになりながら旅を続行です。



シルクエアー5312便に乗り込み
途中、インドを見下ろしながらネパールへ!







そして、そして、そして!

ついに、ついに、ついに!


ネパール!!!!

少年時代からの憧れの地、ネパール!!








飛行機から降り立った瞬間に
ムッとするような臭いが鼻をつきました。

だけど、それがなんだか嬉しくてつい口元が緩み
そして小さくガッツポーズ。





空港内は「これで国際空港なのか・・・。」
と思える廃墟っぷりで
電気もつかずトイレも壊れていましたが
なんだかすべてが新鮮で逆に元気が満タンになっていきました。



入国ビザの発行ではなにかたくさん質問されたのですが

基本的に笑顔とハニカミだけで乗り切りました。

( ̄ー+ ̄)


空港から出た瞬間に
まるで芸能人のように周りをとりかこまれたのですが
全員客引きだということがわかっていたので
ここも笑顔と唯一欧米人並みの発音の「No!」の一言で乗り切ります。




そして、今回の登山の許可書発行などを依頼したエージェントを見つけ
彼の車でカトマンズ中心部へ。






しかし、ネパールの人の車の運転は荒い。

ハンパなく荒い。


ネパール人の運転術を3つにまとめると
・クラクションならしっぱなし。
・絶対に他人に道を譲らない。
・車間距離は1m以上あけない。



よくこれで事故が起こらないものだと感心したいところですが
感心する余裕などなく
手のひら汗びっしょり半泣き状態で車に揺られていきます。



もし、この瞬間にヒンドゥー教の神様・シヴァが降りてきて
「オマエの願いをひとつだけ叶えてやる。」
と言ってきたら
僕は迷わずこう言ったと思います。





「この国に交通マナーを!」





半泣き状態でエージェントの元にたどり着き
簡単な打ち合わせを終え
再び恐怖の運転で全泣きになりながら
ネパール初日の宿に送ってもらいました。



初日のホテルは、日本人に人気の「フジホテル」です。

日本語が話せるスタッフがいると言うことでフジホテルを予約したのですが
残念ながら日本語を話せるスタッフはお休みのようでした。


でも、もうここまで来たら
「なんとかなるさ精神」でキモも座ってきて
英語も日本語もネパール語も関係なくなり
笑顔と愛でチェックイン完了です。


ホテルの裏が廃墟だったりするのですが
もう、全然平気です。








でも、薄暗い部屋の中でボーっとしていると
どんどんホームシックになっていきます・・・(涙)

とりあえず、柴咲コウ似のA子に電話したり
カワイイ系のK子に電話したりして
寂しさを紛らわそうとするのですが
どうしても、ホームシックの虫が消えません・・・(涙)


そのまま部屋に閉じこもっていると
リアルに発狂しそうになってきたので
タメルの街に繰り出すことにしました。








ちょうどこの日はティハールという祭をやっていたので
人々はみな楽しそうにしていて
街を歩いているうちにホームシックの虫も消えていきました。







このティハールという祭は街中を電飾で飾るのですが
首都のカトマンズですら一日に何時間も停電するほど電力事情が悪いので
電飾と言っても少し控えめです。


だけど、その控えめなところが、なんだか心を癒してくれます。







街を歩くと
ノラ犬やノラ山羊やノラ牛がいて度肝を抜かれましたが
なんだかそんな空気が肌にあっているようで
歩けば歩くほど心がネパールと一体化していくような気がしました。







結局、到着初日は昼から夜まで外を歩き回り

チベット商人にペンダントを押し売られたり

祭ではしゃぐ子供たちにダイナマイト級の爆竹を投げられてビビッたり

なんだか化学臭のするチョコレートパンを食べたりして

ネパール初日を楽しく過ごしました。




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自己紹介

    名前:ぐり~ん

    2009年秋、仕事を辞めヒマラヤ一人旅へ行ってきました。
    初の海外旅行で6000m峰を目指した無謀な記録。

    このサイトのURLのhimaraya2009の部分ですがヒマラヤの本当のスペルは「Himalaya」です(恥)
    修正メンドーなのでこのまま行きます。


    Alone in the mountain

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