alone in the mountain
プチ沢登り@ボッカトレ(金剛山)
     2002/05/02
     メンバー 単独
     天候 晴れ
     山域 金剛山地(大阪・奈良)


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行程
金剛山登山口→妙見谷→妙見滝→金剛山山頂→カトラ谷→金剛山登山口


崖崩れ地点の岩場
 この山行記は超難関登山に勇猛果敢に挑戦した、ある登山家の物語である。
素人では腰が抜けてしまうほどの重たいザックを背負い日本屈指の難ルートを歩くという究極のチャレンジ登山に挑んだ吉田栄作なみに熱い男のドラマである。


 そんなこんなで今回も相変わらず大げさな文章で始まりましたが、ホントのところは近畿最高峰の八経ヶ岳に行くつもりで早起きしたのですが、眠い目をこすりながらネットで大峰山地の4時間ごとの天気予報をチェックしたところ
「雨・雨・曇り・雨・雨・曇り・雨・雨・(;´д`)」
などというフザけた天気予報がモニターに映し出されてしまったので、

「こんな天気の中での登山なんてただの我慢大会だよぅ(涙)」

と泣きが入り、天気のよさそうなご近所の金剛山で遊んできたというのがホントのところです(w
妙見滝とぐり〜ん♪



 まず、登りには金剛山最難ルートの妙見谷をチョイスしました。
 この妙見谷ルートは上の写真のような、恐ろしい岩場(実は高さ2mくらいしかありません)や、右の写真のような落差15mの滝をウルトラテクニックで登ったり(実はロープがあるので子供でも登れます)と、インディージョーンズばりの秘境を楽しむことが出来るルートです。
 しかも、こんなに危険がいっぱいのルートを下の写真のような大きなザックを背負って登っていかなければならないのです(驚愕)

 ザックの中には
食料5日分、非常食、水1.5L、ツェルト、冬用シュラフ、ガソリン600cc、ガソリンコンロ、本数冊、着替え、その他多数の重装備が詰まっています。
遭難しても一週間くらいなら鼻歌を歌いながら、生きていけるほどの装備です(w
これらを、約4時間の日帰り登山の為に背負って登るのです!
60Lザックを背負い
妙見谷を登ります

 登山をしない人の為に、今回の装備がどのくらいスゴイ装備なのかを分かりやすい会話に置き換えてみましょう。

通行人A「今日はどちらまで行かれるのですか?」
ぐり〜ん「ハイ、ちょっとヒマラヤまで」
通行人A「その荷物だとヒマラヤ以外は考えられませんね」
ぐり〜ん「ええ、考えられませんね」

薄緑の花?
頂上近くの金剛桜

 さぁ、シュールな風が吹いたところで、頂上に到着です。


 すいませんね。僕の山行記はいつも時間軸がなくて。。。
登山道を歩く描写が始まる前に頂上に到着してしまう山行記、それが僕のスタイルなんで(w


 だって、
 9時05分 ○○滝通過 音がうるさかった。
 9時15分 キジ撃ちの最中に挨拶をされる。マイッタマイッタ。
10時35分 胸突八丁 凄まじい登りだ!息が切れる
11時05分 山頂到着 コーヒーが美味い

 なんて山行記を書いててもつまらないでしょ?
まぁ、これから同じコースを登ろうとしている人が読む場合は、時間軸のはっきりしている山行記の方がコースタイムや登山道の雰囲気が伝わっていいのかもしれないけどね。


 でも。。。
 僕の場合、歩くのが人の倍ほど遅いから参考にならないし
 常に息切れしてて無酸素状態の為、脳みそに酸素が行き渡ってないから記憶があいまいだし
どうせ、ちゃんと書こうと思っても話を10倍に膨らませちゃうし
ここまできたら言っちゃうけど、山行記なんてどうせ自己満足のために書いているだけだし

閑話休題


 とまぁ、いろいろ書いているうちにカトラ谷を無事に降りボッカトレが終了しました(w

いやぁ〜、疲れた疲れた♪
ニリンソウのお花畑
 

 今回のトレーニング山行での収穫
・20kgの荷物を背負って岩場を登れるかも!
・重度の高所恐怖症が中度くらいになったかも!
前回ビビッていた崖の降下が鼻歌まじりに降りれたかも!
・北鎌尾根くらいならスキップでこなせるかも!
緑のカトラ谷



 今回のトレーニング山行での反省点
・心肺機能がまだまだ弱いね
・フィックスロープに頼りすぎだね
・単独行で撮った自分の写ってる写真って
 まぎれもなく全部ヤラセだよね
・今回もまた「異色の山行記ですね」とかって誉められてるのか、けなされてるのかよく分からない、読書感想文がくるのでしょうね(鬱)

 ヘ(°◇、°)ノ~ ウケケケ
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