alone in the mountain
nakama(蔵岩)
     2003/10/19
     メンバー とも、よっしぃ、ぐり〜ん♪
     天候 晴時々曇り
     山域 和泉山地(大阪)


行程
槙尾山登山口→蔵岩→施福寺→槙尾山登山口
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 普段は一人でクライミングをしているが、岩を始めようと思ったきっかけは周りにいた人たちの影響からだった。

 kayoさん、シブシブ、あいちゃん、ドラさん。

 しかし、この4人とは普段顔を会わせる事はほとんどない。ネット上でしか語り合うことのない人たちだ。中にはネット上ですら疎遠になった人も含まれている。そんな4人から、目に見えない形で影響を受け、僕は岩を登るようになった。

 山も岩もいつも一人で登っているが、僕はいろんな人からミエナイチカラをもらい続けている。

 たとえ会えなくても、僕の心の中では彼らはnakamaだ。

 そして今日、また新しいnakamaが増えた。

ぐり〜ん♪登攀中
ともちゃん登攀中

 つーかね、出だしをシリアスに書くとあとがシンドイんだよね(w
シリアス調のあとで、どうやって普段の軽薄体の文章に持っていくか悩むんだよ。で、悩んで悩んで悩みまくっているうちに、なんだか鬱になっちゃって、鬱を引き金に前の彼女のことを思い出して、電気を消した部屋の隅で三角座りなんかして、浜田省吾を聴きながら泣き出しちゃうんだよね(w


華麗なるムーブ
ともちゃん下降中

 そんなこんなで、今日は3人で岩遊びをしてきました。
一緒に遊んだのはバリエーションルートをバリバリこなしているよっしぃさんと、フリークライマーで大学院生のともちゃん。

 二人ともスゲーウマイんです。
そして二人とも個性のある登り方なんで見てるだけで勉強になるんですよ。
バリエーショニストらしく力技で核心を越えていくよっしぃさん、フリークライマーらしく体重移動で核心を越えていくともちゃん、3級クライマーらしく核心でアドバイスがなければ登れないボク(;´д`)。
 
よっしぃさんのチカラワザ
よっしぃさん下降中

 よっしぃさんの冬壁トレーニングを披露してもらったんだけど、これがまたスゴイの一言。アイゼンを履いて岩を登るなんて・・・。
 でも、夢のヒマラヤ、ヨーロッパアルプスへ挑むためにはボクもアイゼンで岩を登れるようにならないといけないんだよなぁ。まぁ、その前にフラットソールである程度登れるようにならないとハナシにもならないんだけどね(>_<)。
 
アイゼントレ中のよっしぃさん
プチマルチピッチスタート

 それぞれが、それぞれの課題をこなした後は、槙尾山正面壁から右壁に続く4ピッチのマルチピッチにチャレンジしました。マルチピッチといっても2級程度の壁で「ザイルワークの練習用の壁」って感じの壁なんだけどね。
 しかし、取り付いた時間がすでに夕暮れだったので2ピッチ登ったところで勇気ある撤退決定で、ブッシュに逃げ込み岩を後にしました。

 う〜ん、ボクにとってはこれで2週連続の敗退・・・。

 でも、ソロのマルチピッチは経験済みだけど、複数で登るマルチピッチってのは初めてだったのでとてもいい経験になりました。

 今日はセカンド確保にルベルソを使ったんだけどルベルソってめっちゃ腕が疲れますね。ザイル操作がめっちゃ重い・・・。

 セカンドが登る時はワザワザビレイをしなくてもザイルを固定してアセンダーでセカンドを登らせてあとでザイルを回収したほうが楽なんじゃないかななんて思いました。そのほうが落石なんかでセカンドが動けなくなった時でも、トップはビレイからの脱出なしですぐにレスキューにうつれるし・・・。どうなんだろうこの方法って。

 ソロクライミングの勉強しかしてないから複数のマルチピッチクライミングってまったくワケワカランよ(w


 下山時にはすっかり日が暮れて、真っ暗闇になってしまいました。

 そして暗闇の中を将来の夢や目標を語り合いながら山を降りてきました。

 nakamaっていいよね。
よっしぃver冬


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