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行程
槙尾山登山口→仏岩→槙尾山登山口 |
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今日は槙尾山の岩場、仏岩に行ってきました。仏岩にはフリークライミングのルートがいくつかつけられています。フリーのルートがあるくらいですので蔵岩のような初心者向けのゲレンデではなく、中級者の人たちが技術を磨く岩という位置付けになっています。
そんな岩に超初心者の僕が顔を出してみました(w |
下仏の頭
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まずは、僕のザイルパートナーを紹介しましょう。
下の写真をご覧ください。
ザイルパートナーのアセンダー君とシャント君です。
リードクライミングをする時は、もう一人「ソロエイド君」という仲間も加わります。彼らに守られながらクライミングの練習をしています。
え?人間のザイルパートナーはいないのかって?
えー、いません(;´д`)友達が少ないので・・・(T_T)
でも、なんとなく相方が出来そうな流れになってきたので、来年の頭くらいには「人間のザイルパートナー」を紹介できるかもしれません。
まぁ、そんなワケで今日は初の仏岩クライミングだったのでリードをするつもりがなく、ザイルは一本だけしか持ってこなかったし、ガチャ類もほとんど持ってこなかったので、仏岩までの登りは大楽勝でした♪やっぱ荷物が軽いっていいですね〜。
ほいでですね。仏岩に到着してトップロープをセットして、んじゃ登ろうかとルートに取り付いたんですが、まったく手も足も出ないんですよ。2mも登ったら速攻で手詰まりになってしまったんです(T_T)
う〜ん、オレって技術なさすぎ・・・。
ちなみに5.10bのルートでした。 |
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壁の途中にて
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クライミングを始めたばかりの超初心者にいきなり5.10bが登れる訳もなく、かといって登り始めたのに諦めるのも悲しいので、右へ右へとトラバースしてめっちゃ簡単な4級マイナスぐらいの壁に逃げて下仏の頂上までたどり着きました。途中にプチハングなんかもあり、今の僕にお似合いな軟弱な壁でとても楽しく登ることが出来ました♪
僕にはデシマルグレードのついたルートなんて10年早いみたいですね・・・。
5.9のスラブにもチャレンジしたんだけど、途中で諦めて懸垂下降で逃げてきました(;´д`)
ソロで登っていて怖いのは、「これ以上登れない!」 って手詰まりになった時ですね。ソロの場合パートナーにお願いしてロワーダウンをしてもらうことが出来ないので、手詰まりになっているようなギリギリの状態から懸垂下降かユマーリングで自己脱出をしないといけません。
近くにボルトなどがあればセルフビレーをとって両手を使って自己脱出に移れますが、近くにボルトなどがない場合は片手ですべての準備をこなさなければならないのでかなり緊張します。
今は3級や4級程度の壁を登っているのが、めっちゃ楽しいです。
そのくらいの壁だと壁の途中で写真を撮る余裕もあるし、落ちる心配もほとんどないからフリーソロごっこで緊張感を味わったりもできますしね♪
もっと上手くなりたいという欲求は当然ありますが、ムキになってグレードばかりを追いかけてしまって、「山に登る」という本質の部分を忘れてしまわないようにしながらクライミングと向き合っていきたいなと思っています。
グレードを追いかけるんじゃなくて、ルートを追いかけたいな〜。
って、僕のようなヘタクソがそんなことを言うと、ただの言い訳にしか聞こえないのが寂しいな、みたいな。
あー、北岳バットレスに行きたいなぁ〜♪
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