自己嫌悪(大普賢岳)
2003/10/26
メンバー あいP
、よっしぃ、ぐり〜ん♪
天候 晴時々曇り
山域 大峰山地(奈良)
行程
和佐又ヒュッテ→和佐又のコル→笙ノ窟→大普賢岳→水太覗→大普賢岳→岩本新道→和佐又のコル→和佐又ヒュッテ
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ソロクライマーは100%近く死んでいるけど、
それはいつもひとりで登っているから。
楽しい登山もないと寿命が延びない。
山野井泰史
岩と紅
笙ノ窟
今日の登山は楽しかった。
普段の単独登山では考えられないような食事をし、いつもなら一言も口を聞かずに登っていく登山道に、常に笑いがあふれていた。
秋のコントラスト
彩
ここのところ敗退続きだったが、今日は山頂を踏むことも出来た。
すべてがうまくいった。
だけど、今の僕の心は自己嫌悪の底に沈んでいる。
季節の境
空へ
この登山の中で、僕は言ってはいけない事を何度も口にしてしまった。
人を傷付けるような言葉を何度も口にしてしまった。
これまでの人生で僕は何を学んできたのだろう。
あの人が手首にナイフをあててまで教えてくれた大切な事を、もう忘れてしまったのだろうか。
すべての人を愛することなんてできやしない。
だけど、人を蔑むようなことを口にしちゃいけない。
鍋パーティー
山頂
周りにいるすべての人が僕に何がしかの影響を与え、その影響により今の僕が形成されている。ヨーロッパアルプスやヒマラヤを夢見る「僕らしい僕」を作ってくれたのは僕自身と僕の周りにいるすべての人だ。
そのことを忘れちゃいけない。
水太覗
サムアップ
俺はうまく歌えているか
俺はうまく笑えているか
俺の笑顔は卑屈じゃないかい
俺は誤解されてはいないかい
俺はまだ馬鹿と呼ばれているか
俺はまだまだ恨まれているか
俺に愛される資格はあるか
俺は決してまちがっていないか
俺は真実へと歩いているかい
尾崎豊 「シェリー」
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