alone in the mountain
ありがとう
     2003/02/09
     メンバー なりやん、はこふぐ、ミリア、ぐり
     天候 曇時々雨
     登頂 金剛山
     山域 金剛山地(大阪・奈良)


行程
ロープウェイ駐車場→久留野峠→伏見峠→千早園地→山頂→香楠荘→ロープウェイ



アイゼン装着中

とても楽しい登山だったのに、なぜか僕は今泣いている。今日は一日中笑顔で友人たちと山行を楽しめたのに、なぜか僕は泣いている。

悲しいから泣いている
嬉しいから泣いている
寂しいから泣いている
楽しいから泣いている
悔しいから泣いている

複雑な思いが胸の奥深くから溢れ出し、焼けた鉛が僕の胸を溶かすように痛めつけ、胸の真中あたりにポッカリと穴をあけた。

お礼参り&落とし前
  恋を失った僕を3人の仲間が「外に出よう」と手を差し伸べてくれた。
目指す山は今年の正月に愛する人と登った山だ。

正月の初詣のときにのぼt









霧の社




ダメだ。
もっと楽しく文章を書きたいのに今日は涙がこぼれて何も書けない。






鴨鍋
家に帰るまではあんなに楽しかったのに。
笑えるネタも沢山仕入れたのに。

でも、一つだけ書いておきたい。
今日この日の山行記録にしっかりと書いておきたい。

僕は一人じゃない。
見守ってくれる仲間がいる。

僕がピンチのときに必ず現れてくれるなりやんがいる。
僕が一人で立ち上がれないときに、仕事を置いて駆けつけてくれたミリアさんがいる。
僕が辛くて死の淵を彷徨い歩いているときに日の当たる場所まで導いてくれたハコフグさんがいる。

鴨鍋@カメラ
他にもいろんな人が僕に力を与えてくれ、僕は生きる道を選んだ。
もう、使い手のいない操り人形のようにドアノブにぶら下がることはないだろう。








ロープウェイから
いつの日かこの日の山行記録を書き直したい。
いつものバカ話で、自分でも笑えるくらいの山行記録に書き直したい。
ホントに楽しい山行だったから、今日は無理でも、いつか書きなおそう。

そして、その日こそ僕が新しく生まれ変わった日になるのだと思う。

それまでは、強がったりせずに悲しければ素直に泣こうと思う。

ありがとう、みんな。
さようなら、ともこ。
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