alone in the mountain
ダブル登頂(二上山)
     2003/06/01
     メンバー ぐり〜ん♪
     天候 曇り
     山域 金剛山地(大阪・奈良)
     登頂 二上山(雄岳・雌岳)


行程
万葉の森→鹿谷寺跡→馬の背→二上山・雄岳→馬の背→二上山・雌岳→岩屋→石切場跡→万葉の森
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 今年、東京農業大の登山隊が8000m峰ダブル登頂という快挙を成し遂げた。サウスコルを起点としエベレストとローツェに登るという快挙だ。

 僕なんかに8000m峰といっても、まったくどんな世界なのかピンと来ないのだが、例えば高度順化なしにいきなり「どこでもドア」でエベレストの山頂に連れてこられたら、どんなにタフな人間でも気圧の低さと酸素の薄さで10分以内に確実に死んでしまうと聞けばその世界が少しは想像できる。

  しかも気温は氷点下50度にも達するという。今までに氷点下20度の気温でなら何度も野宿をしたことがあるが、その程度の気温ですら吐き出す息がダイヤモンドダストのように氷付いていた。感覚にしても「寒い」というよりも「痛い」という言葉のほうが当てはまっていた。それよりもはるかに寒い世界。

 そんな、人間が生きていけない世界で8000m峰ダブル登頂に成功した東京農業大の隊員に賛辞を呈したい。

鹿谷寺跡
見上げると雌岳
 そんな東京農業大の快挙に押されて、僕もダブル登頂にチャレンジしたくなった。

  めざす山はエベレスト-サウスコル-ローツェの稜線にも似た雄岳-馬の背-雌岳の稜線からなる二上山だ(;´д`)
  標高がエベレストの1/15以下しかないことなんてこの際、目をつぶりましょう。酸素だって豊富だし、気温だって心地よいけど、大切なのは気分なのさ!

 二上山がどのくらい危険な山なのかは下の写真を見れば一目瞭然!登山道にこんな忠告が書いてあるほど危険な山なんてそうめったにないよ、奥さん!
危ない!
雄岳への道から雌岳
 しかもこの二上山でダブル登頂を目指そうと思うと、なんと登山料を払わなくちゃならないのだ!

恐るべし二上山!
守銭奴二上山!

 しかし、今回の山行は夕方から登ったので無料で登れちゃいました(愛)

  「夕方から登った」なんて書くと、ベテラン登山家の方から「バカもん!単独登山者は誰よりも早い時間に登るのが鉄則だろうがヴォケ!」なんてお叱りを受けそうですね(w

 そりゃもう夕方も夕方、登山口に付いた時点で夕方の5時を回ってましたよオシリペンペン!

 と、軽く挑発なんかしちゃってるうちに雄岳へ登頂成功です。
まずはひとつの峰を制覇です。

雄岳登頂
馬の背のトイレ
 展望のない雄岳で記念写真。
この記念写真なんだけど、ネット上に顔写真をさらけ出す勇気がないから緑のマスクで顔を隠してるんだけど、実際の顔も緑のマスクくらい顔が真ん丸に写ってました。
 原因は、前日に抜歯した影響で頬が腫れているのと、抗生物質やら抗鬱剤やらの薬漬けの状態で山に登り、血行がよくなって顔が真ん丸にむくんでしまったようです。

 その顔の丸さがねぇ、自分でいうのも何なんだけどめっちゃカワイイんです(愛)そのカワイらしいぐり〜ん♪の生写真が見たい方は結婚を前提にお付き合いしてくれたらいつでもお見せします(違)

 ちなみに女性の好みも丸顔が好きなんです。昔の彼女もそりゃもう見事なくらい顔が丸くてめちゃめちゃ可愛かったんですよ。

 別れた今でもキッパリと言えますね。
「アイツは世界で一番の丸顔だったぜ!」と。
っていうか、こんなこと書いちゃうと、また嫌われちゃいますね(涙)
一応フォローとして、似ている芸能人でいえば「上戸彩」「永作博美」「酒井法子」あたりを足して2.5くらいで割って余った分で顔を丸くしたようなかわいらしい子でした。

 ああ、また話が脱線しちゃいましたね・・・。
脱線ついでに泣いちゃってもいいですか?
うわぁ〜〜ん(T_T)

 おかげさまで、ちょっとすっきりしました。
雌岳山頂より奈良の街
 そんなこんなで、雌岳にも登頂です。ダブル登頂に成功です。

 はぁ、この山行記を書き出す前は、アイスフォールやローツェフェイス、ヒラリーステップなどのエベレストの難所と二上山を重ね合わせて、散歩程度の登山を大げさに書きまくって壮大なスケールで描こうと思ってたのに、気が付いたらただの失恋話になっちゃってますね(;´д`)

  でも、しょうがないよね・・・。
この山行記を書いている時間って朝の4時半なんだもん。外ではスズメがチュンチュン鳴き始めてるしさ。明日も仕事だと言うのに。

 もう何を書いてるのか分からなくなってきちゃったよ・・・。
  しかも、失恋ネタを書いちゃったからなんだか寂しくなってきちゃったしさ!

 もう、おとなしく寝るよ・・・。
金色に輝く海
 とりあえずダブル登頂おめでとうオレ・・・。


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