初リードクライミング(蔵岩)
2003/09/23
メンバー ぐり〜ん♪
天候 くもり
山域 和泉山地(大阪)
行程
槙尾山登山口→施福寺→蔵岩→施福寺→槙尾山登山口
予定していた剱岳登山は悪天候が予想されたため中止にしました。
しかし、今日の昼前に天気予報をチェックすると、富山県地方はギリギリ天気が持ちそうな予報に変わっていました。
はぁ・・・。行けばよかった・・・。
くやしいやら、かなしいやら・・・。
くよくよしていても仕方がないので、本日もまた蔵岩にクライミングの練習に行くことにしました。
で、登山口で忘れ物に気が付きました。
「はぅ。。。カメラを持って来るのを忘れたよ(;´д`)」
そんなこんなで、今回の山行記は写真がないので、代わりにぐり〜ん♪画伯の絵を載せておきますね(w
今回は、初めてのリードクライミングを体験してきました。
前回はトップロープという方法でクライミングをしたのですが、そのシステムは下のようになっています。
上からロープをぶら下げて、アセンダーという道具を使って墜落を防ぐわけです。アセンダーという道具はロープにセットして使うのですが、一方通行にしかロープが動かないように出来ているんです。そんなワケで、万一足を滑らせて落ちたとしてもアセンダーがロープに食いつきすぐに停止するので落ちたとしても数十センチ程度しか落ちないのです(たぶん)
そんなこんなで、きわめて安全でソロクライマーの練習にピッタリのシステムなんですね。このシステムを使っている限りは怪我をしたとしてもせいぜい打ち身や打撲ぐらいですむと思います。
しかし、今日僕がやってきたのは上の絵のような子供だましのクライミングではないのです!
キャー、ぐり〜んちゃんカッチョイイ!
今日僕がやってきたのは、リードクライミングといって上からロープがぶら下っていない登り方なんです!
キャー、ぐり〜んちゃんカッチョイイ!
そりゃ、もう落ちたら大怪我です。
キャー、ぐり〜んちゃんカッチョワルイー!
で、そのシステムは下のようになっています。
よい子のみんながマネしちゃいけないので、詳しい説明は省きますが「ソロエイド」という危険極まりない道具を使って、自分でロープを引っ張りながら登っていきます。
当然、落ちれば確実に数メートルは落ち、さらに岩壁に叩きつけられます。
しかも、今日登った蔵岩にある支点はサビサビのリングボルトだったりするので、墜落してしまうとほぼ確実に地面に叩きつけられてしまうという、死臭のただようクライミングでした。
まぁ、そんなこんなの初リードクライミングだったのですがA0(ボルトに乗ったりするちょっとズルな登り方)しまくりで、ヌンチャクぶら下り攻撃などもまじえながら、とてもカッチョ悪く登りました。
今回の発見ですが、ソロクライミングの時はメインのザイルはザックに入れて登らないとソロエイドのザイル送りの際にフリー側にもザイルが流れてしまうようですね。まぁソロクライミングをする人の中では常識なんでしょうけどね(w それと、ソロエイドって自分でザイルを送ってあげないといけないんだけど、その送る長さを見極めるのが非常に難しかったです。もっと練習を積まねば・・・。
他にもいろいろ学んだことがあったなぁ。
あまり、専門用語を並べ立てて書くと僕のHPには似つかわしくなくなってしまうのでこのくらいにしときます。
でも、次回は専門用語並べまくりで書いてみたいなぁ(w
15キロの荷物を背負って登りました。
あとね、これはトップロープでなんだけど、アルパインクライミングの練習として15Kgの荷物を背負って3級の壁を登ってみました。やっぱ空荷と違って、難易度が急激に上がりましたがA0しっぱなしで何とかクリアすることが出来ました。っていうかめっちゃ怖かったですハイ。
それと、自宅に帰ってからクライミングギアの総重量を量ったんですが、なななんと20kgもありました。
重すぎだよ・・・。
装備を揃えるのにかかった費用が20万円だからちょうど1kg1万円ですね。グラム1000円・・・。
そこそこいいお肉が買える値段ですなぁ(;´д`)
っていうか、普段着はユニクロばかりなのにクライミングギアを装着したらそこらのブランド好きのオネーチャン並にお金をかけたファッションになりそうですね!僕のも金やら銀やらで光り輝いてるしね!ただ、総重量が20kgもありますけどね(w
これにテント泊の装備もあわせたら40kgを超えるんだよなぁ・・・。
ソロアルパインクライマーって体力勝負なんだなぁ。
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