alone in the mountain
成長(蔵岩)
     2003/09/27
     メンバー ぐり〜ん♪
     天候 晴時々曇り
     山域 和泉山地(大阪)


行程
槙尾山登山口→施福寺→蔵岩→仏岩→槙尾山登山口
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 またまたまた槙尾山の蔵岩に行ってきました。よくも飽きずに同じ岩場ばかり登ってますなぁ(w

 でも、リードクライミングにチャレンジしたり、初めてのルートを登ったり、さまざまなムーブを試したりとなかなか意義のある練習になりました。
リード終了
 前回のリードクライミング時はヌンチャクやザイルをセットする方向などには気を使いましたが、あまりザイルの流れには気を使いませんでした。しかし今回は上の写真のようにアルパインクイックドローなども導入し、ザイルの流れにも気を使ったリードクライミングをする余裕がありました。

 ソロデバイスのソロエイドの使い方も少しずつなれてきました。しかし、まだまだ使いこなせているレベルではないのでグレードの高い壁では使用することは出来ません。3級〜4級の壁で、じっくりとザイル操作の出来る壁に限定して使用しています。

 しかし、前回よりもスムーズに使えるようにはなってきているので、この調子でレベルアップを図り来年の夏には本チャンデビューをしたいなと思っています。

岩湧山
新ルートチャレンジ中

 今回、蔵岩の中でも難しい部類に入る(といっても初心者向けですが)ルートに初挑戦しました。

 はじめて蔵岩にきた時はガバホールドしか出来ず、「オレってヘタクソだなぁ・・・。」と情けなくなったりもしましたが、さすがに4回目ともなるとヘタクソながらもエッジホールドをキメたり重心を横に逃がして縦ホールドを上手く利用したり、簡単なジャミングで登っていったりと成長の兆しを見せ始めてきました。
蔵岩からの眺め
後片付け

 ・クライミング以外の道具について一言

 やはり、いくら簡単なルートを登るからといってもクライミングをしているからにはケガは付き物だと思っています。誰もいない自然の岩場で、しかも単独でクライミングをしているのだから大きなケガは死に直結します。そんな最悪の事態を回避するために、下の写真のような簡易ギブスをいつも持ち歩いています。またソロの場合、打撲程度でも山から降りられなく可能性があるので、ストックも必ず持っていくようにしています。
 危険を承知でソロクライミングをしているのだから、足の捻挫や腕の骨折程度でレスキューを呼びたくはないですからね。完全に八方塞りの状態になるまでは自力で下山できるように最大限の努力をしようと思っています。


ダイトレ一望
簡易ギブス

 今回は帰りに槙尾山のもうひとつの岩場「仏岩」の偵察もしてきました。蔵岩とはスケールがまったく違い、上仏岩などは一目見て「ここに挑戦するのはまだ遥か先のことだな」とため息が出るほどでした。

 下仏岩のほうは、自分でもトップロープでならチャレンジできそうなルートもあり、次回のトレーニング時には蔵岩ではなく仏岩で練習しようと思いました。
上仏岩
下仏岩

 ・ハイカーのおじさん達に一言

 ねぇ!なんでおっちゃん達は僕がクライミングをしているのを見るたびに
「にいちゃん!このロープ切ってもええか?ガハハハ」
なんて感じでクダラナイ冗談を言うの?

 仲間のオバチャンを笑わせるための冗談なんだろうけど、こっちにしてみたら殺意を覚える冗談だぜ!

 今日も、「このロープを切ってもええか?ガハハ」って言われたんで、いくら冗談だと分かってても俺はブチギレたぜ!

 おやじの胸ぐらをつかみ、「そのザイルを切ってもいいがオマエがそのザイルを切った瞬間に、俺はその首根っこを掻き切るぜ!」なんていえれば気持ちがいいのでしょうが気の弱い僕は、

「切ってもいいけど、あとで結んでおいてくださいね。あはははは」


 僕のまわりはいつも平和(;´д`)


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