alone in the mountain
アイス、みたいな。(御在所岳)

     2005/01/10
     メンバー 
ぐり〜ん♪、Mさん
     天候 晴
     山域 鈴鹿山地(三重)



行程
ロープウェイ駅→藤内3ルンゼ→ロープウェイ駅
画像をクリックすると大きな画像が表示されます。


樹氷の道
 今回は彼女と一緒に鈴鹿山地の御在所岳でアイスクライミングみたいなことをしてきました。

 彼女は去年の11月の登山中にヒザを故障してしまい、今回の山行までにまだ完治していない状態だったので、上り下りはロープウェイを利用し、楽してアイスクライミングっぽいことを体験してきました。

 二人とも初の御在所岳でしたが、コンパス・地図・踏み後を頼りに藤内沢3ルンゼを探しだしました。下降に使った岩尾根もなかなかアルパインチックでシロートな僕らには興奮を与えてくれました。


雪山
岩尾根下降

 3ルンゼに着いてまずは感触を試そうということになり、ザイルを使わずに軽く試登することにしました。

 だけど、僕の彼女って自分にブレーキを掛けられない人なんです・・・。

 軽く1mくらい登ってから降りておいでって言ったのにダブルアックスでガンガン登っていくんですよ。で、どこまでも止まらないんです。

 ようやく止まったと思ったら大きな岩に行く手を阻まれたみたいで困った顔をしてるんですよ。ザイルをつけずに登っているからそれ以上は危険だと言おうとしたら、

 「この上まで登ってもいい〜?」
とか聞いてくる・・・(;´д`)

 「ザイルを付けてないからダメ!すぐに降りておいで!」と僕が言うと、つまらなそうな顔をしながらも
 「うん、わかった」と答えが返ってきたんです。

 これで降りてくるだろうと思って視線を外しどこにトップロープを設置しようかと考えていたんです。そして、再び彼女のほうに視線を戻してみると大岩にアタックを開始してるんですよ(;´д`)

 この人は剱岳の下りの難所「カニの横ばい」で、

 「こんなショボイのがカニの横ばいのワケないよ」

 なんて言いながら鼻歌混じりに横ばいを通過したような人なので、ほっといたらどこまで突っ走るのか分かったもんじゃないんですよ。

 ホント、目を離したら何を仕出かすか分かりません。


藤内沢3ルンゼ
アイスっぽい

  まぁ、そんなこんなで御在所岳でアイスクライミングみたいなことを楽しんできたんですが、バーチカルな氷壁でなければ縦走用のピッケルとサブバイル、縦走用のアイゼンでも結構遊べることが分かり、ボンビーな僕らにも楽しめそうだということが分かりました。

 シーズン中にあと1度か2度は遊びに来たいな、なんて思いました。


アイス、みたいな。
雪壁、みたいな。

 帰りは傾斜70度くらいの斜面を膝上ラッセルで登って一般登山道まで戻りました。


記念撮影
左手

 っていうかね、これを書いている今って朝の5時なんですよ。
でね、明日も仕事なんですよ。

  だからね、「相変わらずつまらねー山行記だ」なんて思っても大目に見てやってくださいね。

 話は変わるけど僕も彼女もジャケットはマウンテンハードウェアの青を着てるんですよ。別にペアルックにしようとかでそろえたワケじゃなくて、たまたまそうなってしまったんですよ。

 だから写真を見てもどっちがどっちだか分かりにくいでしょ。
見分け方としては、靴が黄色いのが彼女、黒いのが僕です。
他に見分ける方法としては、

 カワイイのが彼女、カッチョイイのが俺様。
 幸せそうにしてるのが彼女、もっと幸せそうにしてるのが俺様。
 愛してるのが彼女、もっと愛してるのが俺様。
 ラブラブなのが僕ら。

 はいはい、もう寝ます。おやすみ。

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