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行程
自宅→陶器山→ホームセンター→自宅
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3年前の春、僕はある山を目指した。
その時の山行記はここをクリック
その山は、あまりに険しくあまりに困難なため山頂を特定できずに山から降りてしまった。あの日僕は悔し涙に瞳を潤ませながら、「次は測量部隊を連れて真実の山頂を探し出しこの山を征服してやる!」と心に誓った。
あれから3年、僕はこの日のために自分自身を鍛えぬいた。
ソロクライミングの技術を身に付け、読図の技術も上げた。伝説のバリエーションルートである北鎌や前穂北尾根を登ったのもすべては陶器山征服のためのステップに過ぎない。
今のオレなら陶器山に再挑戦する資格があるはずだ。
僕は少し緊張しながら近所の人が犬の散歩をしている登山口に向かった。
今回の山頂探しのために僕はGPSを投入することにした。
もちろん陶器山の緯度経度はインプット済みだ。
激しい登攀にそなえて足元も皮製登山靴とCW-Xで固めた。
犬の散歩中の人と分岐点で別れ、ここからは完全なる単独行となる。
途中のお花畑に心を癒されながら僕はさらに進んだ。
進むにつれGPSに表示される陶器山山頂までの距離が短くなっていく。
表示を見る。
あと25m!
山頂は近い!
もっとも、玄関を出た時点で陶器山までの距離は250mしかなかったのだが、そんなことは今の僕には関係ない。
山頂は近いがなかなか突破口が見つけ出せなかった。
山頂を大きく巻くように南側に進むと登れそうな壁が見つかった。
これが噂に聞く南壁か!
僕は興奮を隠しきれなかった。
すでにどこかの登山隊がこのルートから登ったとみえ、階段風にルート工作がなされていた。
ありがたくその階段を使わせてもらい、僕は3年間憧れ続けた伝説の頂に向かって一段一段階段を登った。
GPSの表示は陶器山を指していた。
僕が探し続けていた真実のピ−クがここにあった。
そこは紛れもなく3年前の春に僕自身が登ったピークだった。
僕はあの日に陶器山を征してたんだ!
これであの日の登頂が証明されたんだ!
玄関から山頂まで、たった10分の登攀だったが僕は何かをやり遂げた感動を胸に下山した。
帰りにちょっと寄り道してホームセンターでプライベートウォール用の木ネジを買って帰ってきた。
帰りに買い物ができるのもこの山の素晴しい点だ。
せっかくの連休なのに。。。
どこかちゃんとした山に行きたいなぁ。
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