alone in the mountain
癒し系登山(高見山)

     2006/01/12
     メンバー 
ぐり〜ん&彼女
     天候 快晴
     山域 台高山脈(奈良・三重県)

行程

杉谷登山口→小峠→高見山(往復)



 久しぶりに癒し系登山に行ってきました。

 ここんとこ登山といえば、ザックは20kg以上背負うとか、ミス1回で死ぬとか、雪もないのにアイゼン履いてたリとか、癒し系のつもりが遭難寸前になっちゃったりとか、とかとか。

 「登山は困難なほうがおもしろい」というのが僕の持論なんだけど、やっぱりたまには楽しいだけの登山もしたくなります。

 そんなこんなの、高見山登山です。


 僕の本気系登山と言ってもたかが知れていますが、本気系登山の時は装備選択の際、軽量化を最優先に装備を選んで持って行きます。そんなこんなで本気系の時は、カメラも超小型のコンパクトカメラを持って行きます。

 だけど僕の腕ではコンパクトカメラでは思い描いた写真をとることが出来ないんです。せっかくの山行なのに思い描いた写真を持って帰れないのはやっぱり寂しいです。

 そんなワケで癒し系登山の今回はコンパクトカメラよりはちょっとマシなデジカメを持って行きました。こっちのカメラのほうが技術介入の余地があったり、発色が綺麗だったりするので、写真を撮るのが楽しくなるんです。


 で、一緒に登った「前の彼氏と切れていない彼女」を写してみました。



 うわわ。オレの彼女めっさカワイイ(愛)

 嗚呼、カワイイ(愛恋)

 本気、カワイイわ(溺愛)

 あ、↑の「本気」ってのは「本気」と書いて「マジ」と読んでね。





 高見山に登るのは約4年ぶりでした。

 以前登ったのは登山を始めたばかりの頃で、スゴイ傾斜にビビッたり、アイゼンを脱ぐタイミングが分からなかったり、異様にペースが遅かったり、やたら休憩したりして、やっとの思いで登りました。当時の僕には本気系の雪山でした。

 だけど、この4年間で僕は僕なりに成長したようで、以前怖かったところも今では社交ダンスを踊りながらでも登れるようになっていました(嘘)

 登っていて疲れもまったくなかったし、本気を出せばコースタイムの半分くらいで登れそうなほどスピードを出すことも出来ました。年齢は当時より4つも増えているのに体力は当時とは比較にならないほどアップしているのが分かりました。

 そんなふうに自分自身の成長を感じることが出来たのがとても嬉しかったです。



 山は快晴でした。

 気温が高かったので樹氷はほとんどなかったけど、空の青さがまぶしくてとても気持ちがよかったです。

 独立峰のような高見山山頂からの景色は最高でした。

 下界とは800mほどの標高差があり、近くには高見山より高い山はないので、まるで空を飛んでいるような錯覚に陥りました。この山の山頂からの景色は、北アルプスや八ヶ岳より上だと僕は思っています。これほどの眺めはそうそうないと思います。

 あえて山頂からの写真は載せないので、まだ行ったことのない方はぜひ行ってみて下さいね。





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