alone in the mountain
リハビリ登山(二上山)

     2006/06/06
     メンバー 
ぐり〜ん
     天候 晴
     山域 金剛山地(大阪・奈良)

行程

万葉の森→鹿谷寺跡→馬の背→二上山・雌岳→岩屋→石切場跡→万葉の森




 最近、山がすごく怖いんです。

 山へ行ってもクライミングをしてても恐怖心ばかりが先にたち、山や岩を楽しむ余裕がまったくないんです。

 このままじゃ山に登れなくなってしまうじゃないかと思い、一度原点に戻るために二上山へ向かうことにしました。


 もともと僕は高所恐怖症でした。

 高いところがまったくダメで、カップル達の愛の乗り物である観覧車ですら僕にとっては絶叫マシーンに匹敵する恐怖の乗り物でした。とにかく高いところがダメでした。

 そんな僕でしたが、山に登り始めてから少しずつ高所恐怖症が消えていき、気がつけば垂直の岩壁でクライミングするまでになりました。

 もうなんつーか高いところが大好きになり、すとーんと切れ落ちる100mの岩壁なんて見るとそれだけでワクワクしたもんです。

 それがゴールデンウィークの山行以来、高所恐怖症が完全復活してしまったんです。

 もうね、普通の登山道を歩くだけでも怖いんですよ。前までならスキップしながら歩けたような登山道でも、恐鬼涙震怖死脱糞意味不明ってな感じでガクブルになってしまい歩くこともままならぬ状態になるようになってしまったんです。


 そんなこんなで、今日は山恐怖症のリハビリとして仕事帰りに二上山へ登ってきました。

 僕にとって二上山とは、何かに迷ったときにいつも救いの手を差し伸べてくれるよき相棒のような山でした。これまでも辛くて苦しくて何かに押しつぶされそうな時は、二上山に登って勇気をもらっていました。

 今回も二上山を登っていると少しずつ山恐怖症が薄れていきました。
 どうやらまた二上山に救ってもらえたようです。

 今回登った二上山のルートには上の写真のような高さ5mくらいの岩場があります。この岩場は横から巻いていけばまったく手を使わずに岩の天辺まで行けます。

 昨日までの僕なら迷わず巻き道から登ったと思うのですが、今日の僕は二上山に勇気をもらってヘナチョコクライマーの血が騒ぎ出し、気がつけば岩場を直登していました。

 岩のグレードとしてはせいぜいU級程度ですが、山のすべてを恐れていた僕からすれば、この5mしかない簡単な岩場でも、恐れずに向かい、そして登れたことが心の底から嬉しかったです。


 聖徳太子めっさクール!!

 この絵をパッと見た時、聖徳太子がバズーカ砲を小脇に抱えてテロリストどもをコッパミジンにしてる図かと思ったのですが、よく見ると山火事を消してる聖徳太子の図だったんですね(;´д`)

 こんなアクセントを随所にちりばめる二上山はやっぱ最高の山です。


 登りきった山頂は少し肌寒い風が吹いていましたが、なんだか僕の心は少しポカポカしていました。

 二上山、いつも救ってくれてありがとね。


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